自然の中に住み、自然を描く、寺尾一郎のクレヨン画

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宇宙天文ファンならずとも「流星群」というのは、何かワクワクドキドキ感がありませんか。

多いときでは、1時間に100個以上も流れ星のように見え、しかもそれがエメラルドグリーンのように光って見えます。

きっとカップルもそんなときは手をつないで、願い事をしているかも知れませんね。

さて、皆さんはこの「流星群」がどこからやってくるのか意外とご存知ない方が多いので、ここであらためてお話します。

よく「しし座流星群」とか、「ペルセウス流星群」といった星座の名前が頭につくので、遠くはるか彼方から大量の数の星が流れてくると感じているお方が大半。

さて、我々「太陽系」には8つの惑星(水、金、地、火、木、土、天、海)以外にもいくつかの家族がいます。

その代表格が「彗星」。

最近ではあの独特の尻尾を長く伸ばして見せてくれると思いきや、太陽近くで蒸発してなくなってしまった彗星もありました。

彗星は大変いびつな軌道をしていて、さながらラグビーボールのような形をしており、約75年周期で太陽に近づいてきます。

その数、300とも400ともいわれています。

さて、この図をご覧になってください。

彗星は太陽に近づくと、だいたいがドライアイスのような塊でできた岩石(大きくても直径が4キロほど)なので表面が溶けて大量の細かい岩石や埃をまきちらしだします。

やがて太陽から吹きだしている強烈な「太陽風」によってあのように立派な尾をなびかせてくれるように見えるのですが、その際にも周囲には大量の塵や埃、残骸を残して去っていってしまいます。

その宇宙空間に浮遊した場所に、ちょうど地球がさしかかると、それらが地球の重力で次々に大気圏に入ってきて摩擦熱であのように青白く光って燃え尽きるというわけ。

遠くから大量の流れ星が地球目指してやってくると信じ込んでいた人、少しロマンチックなお話ではなくなってしまい、申し訳ありません。

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