自然の中に住み、自然を描く、寺尾一郎のクレヨン画

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積乱雲、またの名前を入道雲で親しまれている夏の代名詞みたいな雲。

しかし、この写真もたまたま飛行機の中から撮影されたものですが、パイロットにとってこの雲は絶対に近づいたり入ってはいけない危険ゾーンなのです。

普通の雲と積乱雲の決定的な違いの一つが、その高度(高さ)にあります。

成長した積乱雲は場合によっては上空10,000メートルを優に超える高さにまで成長します。

そして、地上の思い切り湿った温かい空気が一気に上昇し、高度1,000~1,500メートル辺りで上空から一気に下りてくる冷たい空気(マイナス30~50度)とが激しくぶつかりあうことで発生する雲。

遠くから眺めていてもわかるほどのスピードでみるみる成長して高く伸びていきます。

まるで綿アメのような感じ。

実はこの積乱雲の中は台風並みの勢力の上昇気流と同じく下降気流が入り乱れている大変な騒ぎの状態。

そのため500人乗りのジャンボ機でも中に侵入した瞬間に機体がバラバラになってしまうような場所。

そして湿った空気が一気に上空5,000メートル辺りで氷結して落ちてきては、また下から吹き上げる上昇気流に押し戻されて、また一気に上空まで行き、さらに大きな氷の塊となり、いよいよ重さに耐えられなくなって、一気にヒョウや霰となって降ってくるようになります。

いってみれば、ガソリンスタンドで給油中にライターでタバコに火をつけるがごとくのデンジャラスゾーンなのですね。

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