自然の中に住み、自然を描く、寺尾一郎のクレヨン画

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この写真はアポロ11号に引き続き、月面着陸に成功した12号の月着陸船の写真。

背景上空に太陽があるためかなり逆光で反射していて分かりづらいかも知れませんが、台座(足4脚)の上部の写真をよく見てみたいと思います。基本はアルミスルバー色とセミグロスブラックであちこちが塗り分けられているのですが、その昔、この月着陸船のプラモデルをコンクールで出展するにあたり、よくよく何百枚にも及ぶNASAのモニター写真を分析していたら、驚くべき事実を発見しました。

早速その手のマニアにお聞きしたところやはり案の定のアンサーが返ってきました。

月に降りた着陸船は11、12、14、15、16、17号で終わり。ご存知のように13号は月に近づいたところで司令船後部が爆発事故を起こし、着陸は断念しましたが、都合アポロ計画では7機の着陸船を月面に着陸させることになっていたわけです。

17号で終了したのは、どうやら莫大な事業費が無駄であるとのアメリカ国民からの猛反対で中止したのだそうですが。

さて、この7機の月着陸船、上部の先ほどの銀と黒の塗装が皆少しずつ違うのです。

はじめのうちは何故だろうと不思議に思いながら出展作品を制作していたのですが、どうやら着陸する場所と時間、太陽の位置に大いなる関係がありました。

直射日光を受けるところ(箇所)はマットブラック(光が反射しない黒)にしてあるのだそうで、船外活動中の飛行士2人にも配慮してあるのだそうです。

よく野球の選手が目の下に黒墨を塗っているのを見かけますが、あれを上部船体にも微妙な箇所まで計算に入れて塗装してあるのだとか。
いやはやそこまで計算しつくされていることに、ため息が出てしまいますね。

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