太陽系の七不思議の中に、太陽から最も遠い軌道をまわる海王星(ネプチューン)の衛生トリトンがあります。
星は恒星も惑星も衛星も基本的に中心の星に対して時計の針とは逆の動きの公転をします。
ところが衛星を13個も従えている海王星の衛星の中のひとつ、トリトンだけは逆で時計の針と同じ方向に公転しています。
さらにボイジャー1号、2号が発見した最大の功績のひとつが、このトリトン、氷の噴煙をあげる火山だったのです。
なぜこんなことが起きるのでしょうか。
我々はハッブル宇宙望遠鏡のおかげで137億光年のかなた(ハッブルディープフィールド)まで観測することが可能になりましたが、まだまだ灯台元暗し、自分の庭の中にわからない謎が沢山あるんですね。