自然の中に住み、自然を描く、寺尾一郎のクレヨン画

江川英龍

 

皆さんはこの銅像の江川英龍(ひでたつ)というお方をご存知でしょうか。

幕末動乱期の中であまり脚光を浴びる人ではありませんが、大変な傑物。

あの「安政の改革」で幕府内部で大活躍した阿部正弘という老中がいます。

彼は横暴をふるった井伊直弼の2代前の老中ですが、このお方は幕府内部の役所的な閉塞感を打破するために、広く外部の大名の意見を真摯に受け止めたり、肩書にとらわれない優秀な人材をひろく採用して幕府内部の改革を遂行します。

そんな中、伊豆の韮山代官であった太郎左衛門という人を海防掛として採用します。

このお方こそ、江川英龍。

民政は公正で「世直し江川大明神」と地元民衆からも慕われていた大人気者。

1853年のペリー来航時には勘定吟味役格(今の政治家でいえばかなり偉い役職)にまで昇進しましたが、それだけ阿部正弘の信頼が厚かったともいえます。

彼の功績のひとつが何を隠そう、韮山の反射炉や品川台場を築造したお方。

伊豆に住みながら、こうした陰に隠れた重要人物を探究していくのも悪くはありませんね。

韮山の反射炉

↑ 韮山の反射炉

品川台場

↑ 品川台場

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