自然の中に住み、自然を描く、寺尾一郎のクレヨン画

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伊東市内から国道135号線を下田に向かって下ると、

右手に相模湾が一望のもとに見渡せる箇所がでてきます。
晴れて空気が澄んだ日には目と鼻の先に房総半島の先端、野島崎までが綺麗に。
直線距離にしてわずか80キロ足らず。
その昔、蛭ヶ小島(現在の修善寺あたり)で挙兵した源頼朝が平家一軍に追われ、石橋山合戦で負け
ほうほうの体で漁船をつかって、この房総半島先端に逃げたのはつとに有名な話。
背後から敵に追われ、行き場所を失った人間は正面が海の場合、どうするのか。
心理学的に考察すれば、遠方とはいえ、すぐにでも船でいけそうな距離に陸地が見えていれば、
そこに避難するというのは自明の理ではないでしょうか。
よく晴れた日に、この景色を見ると、僕は必ず、頼朝の心中を考えてしまいます。

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