自然の中に住み、自然を描く、寺尾一郎のクレヨン画

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誰もが習うように、インドから中国、朝鮮半島を経て日本に伝わった仏教ですが、日本にだけあって外国にはない習慣のひとつが、お彼岸のお墓参りではないでしょうか。

お彼岸という言葉は「彼岸の岸」と書かれていますが、向こうの岸を表わしています。つまり、仏様が住んでいらっしゃるあちらの世界のこと。

インドではサンスクリット語で「パーラミータ」というみたいですね。

歴史大好き人間の自分、いろいろ調べてみるとどうやらお彼岸の行事を初めて行ったのは聖徳太子だという説にぶつかります。

当然ながら日本に仏教を広めたお方ですから、そうした行事をとりきめて習慣としたといってもなるほどかもしれません。

平安時代になると、お彼岸の法要は朝廷の年中行事になっています。

「十六日、彼岸のはじめにて、いとよき日なり」と記されていたり、「蜻蛉日記」にもお彼岸の記述があったりします。

でも、今のように春分の日、秋分の日を中心に前後3日間と定められていたわけではないみたいです。

時代によってお彼岸の時期も長さもまちまち。なぜ7日間になったのかはいろいろな説があってよくはわからないのですが、迷いや煩悩に満ち溢れたこちらの世界「此岸」から、悟りを得たあちらの世界である「彼岸」へ到達するために精進するための期間であったと考えるのが一番適切ではないかという気がします。

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