自然の中に住み、自然を描く、寺尾一郎のクレヨン画

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木星はその巨大な身体に似会わず、自転の速度が猛烈な速さで、24時間で一周する地球をはるかにしのぐ10時間というスピードです。

身体の大きさに似会わず、あまりの回転の速さに中央赤道付近が膨らみ、全体が押しつぶされたような楕円形にすらなっています。

そんな木星の中でも最大の謎とされてされているのが、この巨大な大赤班。

発見されてからこのかた300年近くも消えずに渦を巻いています。

どうやら地上では巨大な噴火が起きており、大量の硫黄が噴出しているとまでいわれていますが、この木星はほとんどがアンモニアとメタンの物凄いガスに覆われているため、内部まで観測することができません。

しかも猛烈な速さの自転によって、大気の流れも秒速500メートルという信じられないような嵐が吹き荒れています。

また、この大赤班、地球がこの中に3個も入ってしまうほどの大きさなのですから信じられません。

ボイジャーが木星に近づいて5万枚という映画になるほどのスチール写真を撮り続けてきた結果、63個もの衛星を従えていることも判明しましたが、残念ながら、この大赤班の正体が何かまで知ることはできず、多くの謎を残したまま、太陽系の外に去って行ってしまいました。

これから木星や土星の地上に降り立つ計画もできなくはないのでしょうが、どんなに性能の高い衛星でも着陸することは不可能でしょう。

なぜなら秒速500メートルという猛烈な嵐によって、跡形もなく吹き飛ばされてしまうでしょうから。

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