自然の中に住み、自然を描く、寺尾一郎のクレヨン画

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これまでも、このコラムで夏の代表的な星座をご紹介してきましたが、今回は「へび座」のお話です。

一番上の写真でもわかるように、へび座はへびつかい座にまきつくように東西になだらかなUの字を描くように長い星座でちょっとわかりづらい星座かもしれません。

しかし、この星座も他のいて座やはくちょう座と同様に、天の川の中に位置しており、ひときわ有名な星雲があります。

それがM16の「わし星雲」です。ちょうどへび座の尾のところにある少し赤みがかった散光星雲でかなり以前から地上にある天体望遠鏡でその姿が撮影されていました。

それが2枚目の写真です。

まさに鳥が羽を広げたようなかたちに見えることから「わし星雲」という名前がつけられています。

ところがこの中をよーく観察すると、何か突起物が3本ばかり見えますね。

さあ、我らが地球周回軌道上にある「ハッブル天体望遠鏡」の登場です。

この突起物の先端辺りをじっと観察して撮影されたものが、3枚目の写真です。

なんと突起物は大量のガス同士が重力によって四方から集まってきているようなのですが、その先端付近で後ろに隠れてはいるものの、トラペジウムといって、まさに生まれたての赤ちゃん星が明るく輝きだしていて手前のガスを強烈な光で輝かせているのがわかったのですね。

どうやら生まれたての赤ちゃん星、約100万年が経過しているそうですが、これから成長してどんどん明るさを増してくるはずの未体験ゾーン。

これからのこのスポットの変化が楽しみですね。

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