自然の中に住み、自然を描く、寺尾一郎のクレヨン画

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皆さんも宇宙天文雑誌などで必ずといってもよいほど、この写真をご覧になられるでしょう。

我々が住む「天の川銀河」に最も近いところにある銀河(ギャラクシー)のひとつ、アンドロメダ銀河です。

発見された当時はぼんやりとしたガスの雲が渦をまいているため、アンドロメダ星雲と名付けられていましたが、立派な銀河系であることがわかったため、名前が変更されました。

このアンドロメダ銀河は、よく晴れた空気の澄んだ場所(高原などが最適)であれば双眼鏡でも簡単にその存在を確認することができます。

では、このお隣の銀河までどれくらいの距離があるのかというと、光の速さで230万年もかかるところにあります。

光はご存知のように万物の中で最も速く移動する物質。1秒間で約30万キロメートル、地球の赤道を1秒で7周半もする速さです。

その光で230万年。猿人から直立歩行して歩くようになった人類誕生のころの姿を見ているということになります。

そして最後にこの写真で、よく勘違いされていらっしゃるお方がいますので、補足説明するとすれば、周りに沢山写っている星たちは、決して、アンドロメダの周囲にある星ではありません。

あくまでも我々の天の川銀河の中に存在する星が手前に写っているだけ。

わかりやすくいえば、東京都内からある高層ビルから富士山を撮影すると、手前に沢山のビル群がうつっていてその先に富士山が写っている写真と思えばよいのではないでしょうか。

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