古代文明には、これだけ文明が発達し、高度なコンピューター時代になった今でも解明できないなにか底しれないものがあるとはいわれていますが、僕の個人的な意見は考えることをやめて全て機械に任せるようになったがゆえに人間の右脳がどんどん退化してしまっただけということです。
ですから古代ギリシャやマヤ文明に生きてきた人々は我々よりはるかに高度な右脳を持ち合わせていたのでしょう。
さて、マヤ文明といえば、2012年12月21日をもってしてマヤ歴が終わる、だからきっと何か大変なこと、天変地異が起きるに違いないなどといったまことしやかなデマが世界中を席巻しました。
僕はあの手の類のアポカリズムというのはまるで信じない人です。彼らの常とう手段として人身の精神を恐怖感に陥れるというのが主たる目的なのでしょうから。
ところが、僕にはこの年に、ふと入浴中に「おやっ?」と考えた奇妙なことに気が付きました。
宇宙天文学が大好きな自分ですがあのような広大なマクロ世界を探究するのにどうしても避けて通れないのが超ミクロの世界、つまり量子学の世界です。
素粒子には今では発見されたものだけでもかなりの数がありますが、必ず素粒子に対して対をなす反素粒子なるものがあり、この2つが出会うとたちどころに消滅してしまうという「ゆらぎ」の世界に支配されています。
翻って地上のことを考えても物事は2つの側面しかなく、生物もオスとメスといった具合になにもかもが2つ。言いかえれば+と-です。
これはある意味デジタルの世界がそうですね。
あの世界では0と1しか存在せず、この2つの数字のみであらゆる物事を視覚的に表したり音として再生させたりCDやDVDなどもあの盤面に超ミクロの0と1の形の集合体です。
そこで先ほどのマヤ歴の話に戻ります。
西暦でいうところの2012年というのは、なにかこのデジタルの世界、強いていえば万物の法則になにか気がつかないほどのことではあるけれど、なにか変化がおきたのではないかということに気が付きました。不思議なことが起きているのです。
まずは僕の例でいきますと、僕は6月が誕生月ですから2012年6月で新たな年齢が1歳追加されますよね。ところが問題は、この2011年6月から2012年5月までが重要な期間になります。
この2011年6月~2012年5月まで、僕は1957年6月生まれですから実年齢が54歳だったことになります。計算すればすぐわかりますね。
そして西暦何年にうまれたのかというその1957年の下2ケタの数字、僕であれば57を足すのです。そうすると合計数字が111になります。
これは1999年生まれまでのお方は全員が111になります。
僕の大好きなカラヤンは1908年4月生まれ。ですから2011年4月から2012年3月までは103歳という数字になりますね。そして生まれた年の1908年の下2ケタが08ですから103+8=111というわけです。
世界の全ての人が1999年生まれのお方ならとにかく全員が111になります。
こんなことってあるのでしょうか。
さしたる意味もないよでは片付けられない何か不思議な偶然性を感じます。
そいて先のデジタルの世界で述べた0と1という二つの数字だけで支配されているのが宇宙も全てそうなのですから、何か不思議なことが宇宙空間の中で起きた年なのかななんて考えたのです。
この西暦は歴史上ではイエス・キリストが生まれた年と一応はなっていますが、1年が365日と星の運行上で決められた時間の流れでの2012回目ということで何かわからないことをマヤ文明の人たちはわかっていて何かを警告していたのではないかと思ったりしたのでした。
世の中、不思議なこともあるものですよね。